葬儀業を始める人たち

葬儀業は親の家業を受け継ぐ形で始める人もいますが、中には全くの未経験からスタートする人もいます。彼らの起業動機は様々ですが、葬儀業に憧れを抱いて始める人は少ないように思います。私の知る例では、経済的困窮から思い立ったように挑戦する人、家族のためにやむを得ず始める人が目立ちます。特に子供や兄弟の進学を実現するために逃げられない人が多いようです。では起業した後はどのような人生が待ち受けているのでしょうか。葬儀屋は決して楽に儲けられる仕事ではありません。経営が成功するのは一部に過ぎず、多くの葬儀屋は塗炭の苦しみを味わっています。また業界内のいざこざは頻繁に発生しています。そのため、葬儀中以外でも文字通り涙を流すことがありますし、ある種の敵と闘うこともあります。恐らく途中で投げ出す人もいるでしょう。しかし、少なくない人が葬儀業という仕事に感謝してもいます。もっとダイレクトに表現すると、葬儀業が好きなのです。それは単なる負け惜しみではなく、お客様の労いや笑顔が心の支えとなり、自分の仕事に誇りを持てることから生じる、偽りのない気持ちです。葬儀業が素晴しい仕事であると気付いた人は、何らかの形で恩を返したいと考えています。私もその一人であり、こうして葬儀業界についてお話しする機会を設けることにしました。私が学んだ葬式に関する全てを皆さんに伝えられれば幸いです。葬式についてご説明するためには、各種段取りや流れ、仕組み、費用といった類型が考えられます。その他にも冠婚葬祭用のマナー等が必須事項と言えるでしょう。葬式は非常に重要な儀式の一つであり、全世界で見られる普遍的な儀礼です。しかも一生に一度の儀式ですから、出来る限り粗相のないように取り計らう必要があります。故人に対する感謝の念、惜別の念が自然と出てくるような葬式を目指して、今日も一生懸命葬儀業に取り組んでいます。

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